オブリビオン、楽しいです

???「あんたアリーナ横の乞食のベッドで寝るなんて、ホントいい度胸してるわね」
???「ほーら、もうすぐ剣闘士のスパーリングが始まるわよ〜」


プレイヤー(P)「・・・・・・」
???「うっわ・・・・・・もしかしてこの粗末な寝具で熟睡?ホント器用ねぇ・・・・・・」
???「こら、起きろ〜っ!」
P(ん・・・・・・)
P(この声は・・・・・・インペリアルガードか?はぁ、またぼくを逮捕しに来たのか)
P(まったく・・・・・・皇帝が暗殺されたのに全然緊張感が無いよな)
P(まぁ、邪魔な市民にフラグつけて返り討ちにするときには役に立つけど、今は間違えて商品拾ってないし・・・・・・)
???「おーい」
P「・・・・・・」
P(ははっ、気ままなシティシーフとしては相手をしてやりたいところだけど、今は寝たフリでやり過ごすとするか)
???「完全に寝込んじゃってる。まったく・・・・・・仕方ないわねぇ」
P(おっ、諦めてくれそうだな)
???「よし、こうなったら奥の手よ」
P「・・・・・・」
グサッ
P「んんっ・・・・・・・・・あ!?」
???「んふふふっ」
P「うわぁあぁ〜っ!!」
ガラガラガッシャーーーーン!!
???「ぐ〜っもーにん!」
P「な、何だ・・・・・・インペリアルガードじゃないのか」
???「目覚めた?」
P「う、うん」
???「まったく、世話焼かせんじゃないわよ」
P「・・・・・・」
P(くっ・・・・・・と、とんでもない起こし方をしておいてその言い草か・・・・・・)
P「そ、それで・・・・・・ぼくに何の用事なんだ?」
???「私はDark BrotherhoodのSpeaker、ルシエン・ラカンスよ」
P「闇の兄弟・・・・・・ぼくは暗殺者ギルドに狙われるようなことなんてしてないよ?」
ルシエン「ううん、あんたが罪も無い一般人を殺害したから勧誘に来ただけよ」
P「・・・・・・勧誘・・・・・・か」
ルシエン「親切よ」
P「・・・・・・」
ルシエン「な、何よ、その目・・・・・・もしかして自分は潔白だとか思ってるとか?」
P「あのな・・・・・・」
ルシエン「いい!何も言わないで・・・・・・」
ルシエン「ゲーム開始から1時間、そろそろ操作にも慣れてきてダンジョン突入!」
ルシエン「見かけた人型を先制攻撃!そしてめでたく・・・・・・闇の兄弟に仲間入り」
P「牢獄でか?」
ルシエン「バッドエンド上等よ!」
P「そもそもダンジョンにいるのは敵のはずだし、他にも突っ込みどころが多すぎてぼくの手には負えないよ」
ルシエン「帝国の権威に逆らうというの!?それがあなたのSithis*1への奉仕の心なのね!」
P「・・・・・・」
ルシエン「・・・・・・」
P「あっちいってくれ」
ルシエン「アンタ、結構鬼よね」
P「そ、そんなことはないぞ?相手が役人じゃないからこそいえるんだってば」
ルシエン「それが暗殺者ってものじゃないの?」
P「惜しいけど・・・・・・ぼくは違うと思うぞ」
ルシエン「じゃぁ何?」
P「そうだなぁ・・・・・・」
P「権力の犬・・・・・・とか」
ルシエン「ねぇ・・・・・・」
P「ん?」
ルシエン「自分で言ってて恥ずかしくない?」
P「ちょっとな・・・・・・」
ルシエン「だいぶ失敗したね」
P「う・・・・・・うん」
ルシエン「・・・・・・」
P「いや、だから・・・・・・要するにだな!闇の兄弟はぼくにとって・・・・・・」
ルシエン「うんうん」
P「・・・・・・って何の話してたんだっけ」
ルシエン「・・・・・・・・・・・・」
P「まぁ、いいか。それじゃぼくちょっとジョフリー*2に会いに行かないといけないから」
ルシエン「え?あ・・・・・・ちょっと!」

実際のルシエン・ラカンスは
こんな気ままでさばさばした悪友みたいな人物ではありません
以下参考資料

*1:死の神

*2:メインクエストの重要人物