学園モノ、ってのは設定がそもそもずるいと思う

なぜか学校の教室内で、5対5のタイマン戦をやることになった。
こっちはなんか一般人って面子なのに、向こうはなんだかやる気満々で本当に困ります。
ギャラリーもいっぱいいて、これまたやる気満々で困ります。
ぼくはなんだか3番手なんですが、1番手のデブにやたらと因縁つけられています。
そもそも、向こうの面子にデブが二人いるってのがなんかおかしい。
こう、学年に一人はやたらと体がでかい奴(柔道部に誘われても頑なに拒んだりするタイプ)が、二人。
何で二人なんだ、勝てる気がしない。
いや、俺は別に戦わないよ。
いやいやいや、そもそもなんで戦わなければならないのか全然分からない。
でもなんだか俺以外の人間はやる気満々だし。
仕方が無いので対人包丁でも持ってきて有耶無耶にしてしまおうかとか思っていたら
学校内のセキュリティシステムが下校時間を過ぎても残っている生徒を削除するために起動し始めたので本当に有耶無耶に
這う這うの体で逃げ出して玄関に辿り着くと、何故か女生徒会長に出くわした。
これはあれか、まさか次回への複線とか何かか。
取り合えず「何でこんな時間まで残っているんだ」見たいな事を言われたけど
面倒なんで(追われていたし)適当にあしらって表に出た。
表に出ると雨が降っていた。
「ああ、靴の先が濡れちゃうなぁ・・・」
とか思っているあたりで目が覚めた。