天使墜落

ニーヴン&パーネル&フリンの「天使墜落」を読み始めたわけですが
実に面白いね
科学を否定して後退する世界と言うのが面白い

天使墜落の世界は徹底した科学排除主義
重力の束縛を離れて宇宙に飛び出すなんて重罪です
そんな奴らはミサイルで打ち落とすのが正しい
遺伝子工学?なにそれ?
魔女だ!魔法だ!火あぶりだ!
大氷河が凄い勢いで迫ってきて、カナダとかもう氷河*1の下だけど
どうしようもないから街を捨てるの余裕です

そんな感じ
作中の
環境保護主義が最大の環境破壊をもたらしたのだ」
という言葉は
実に皮肉が利いていて、ニヤニヤが止まらない

*1:雪じゃない、『氷河』なんだぜ